米ミズーリ州セントルイス郊外ファーガソン市の警察官が、武器を持たない少年、マイケル·ブラウンさん(18)を殺害してから2週間が経過しようとしている。TomoNewsの現地取材によると、セントルイス地域ではこの事件の大陪審の調査の初日である8月20日に、アメリカのエリック・ホルダー司法長官が訪問。抗議活動は今後も計画されている。大陪審は、ブラウンさんを殺害したダレン·ウィルソン警察官が有罪で起訴されるべきかを判断するもので、数週間から数か月かかる見通しだ。射殺の現場であるウエスト・フロリサント・アベニュー周辺では事件後の12日間、人種差別を含む暴力が蔓延。略奪や暴動を防ぐために州兵が出動し、外出禁止令が発令された。この事件はアメリカの人種差別や警察の軍事化などの問題点を白日のもとにさらしたが、その動向は未だ流動的だ。一般市民はこれらの機関が公正に機能しておらず、自分たちの側に正義がもたらされていないと感じているようで、デモ参加者からは「想像以上に事態が深刻化している」という懸念の声が聞かれた。この混乱や抗議はファーガソン市が差別や荒廃から抜け出す唯一の方法とみる向きもあり、今後の動向が注目される。ブラウンさんは9日、丸腰のまま白人警察官による複数回の発砲で射殺されたとして、多くの住民がこれに抗議をしている。
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